会長就任のご挨拶

 本年10月から政金生人前会長より山形腎不全研究会会長を引き継がせて頂きました。山形腎不全研究会は、腎臓病医療の発展を目的として、医師のみならず看護師・臨床工学技士・栄養士・薬剤師を始め、その他にも多くの職種が一同に集う代表的な研究会です。1970年(昭和45年)に発足し、会員の皆様の努力により、研究会が継続され、今年、第50回目の節目を迎えることができました。

 この50年間で、腎代替療法の進歩には目覚ましいものがあり、医師になって約30年ほどですが、その進歩を実臨床で実践できる喜びは大きく、感慨深いものがあります。透析医療が多職種によるチーム医療により成り立っていることは言うまでもありません。本学会がより開かれた幅広い学びの場となり、県内透析医療機関の連携がさらに深まるように微力ではありますが努力したいと考えています。

 最後になりましたが、事務局をはじめ関係各位のご助言・ご協力をお願い申し上げます。 

 

2019年10月21日 山形市立病院済生館  出川 紀行